12話のラストの考察:実は会いにいくだったのか?
公開日:2021/10/25
更新日:2021/11/24
ひとりで
何を誓うんだろう
目を開けて いつもどおりなだけ
急いで会いに行きたいなら
見てごらんよ そっと
目の前を...
(会いにいくより)
実は「会いにいく」を実現していたのかなと800年前の三郎の回想をヒントに考えるとそうかもと思った考察。
先月は会いに行きたいって思わせられなかったから三郎はダメだったと書いた。
砂漠の半月は無意識に太子殿下へ自らそう思せた。
この違いがイライラだった。
12話のラスト
太子殿下の行動はセリフなしだからわかりづらかった。
逆に800年前の三郎の回想シーンをヒントに考えると別の見方もできそうと夜中に思いついた。
例のごとく?この2つのシーンは800年前と800年後の対比になってる。
2つのシーンの共通点はもう会えなくなった人に会いに行くという意味なのか?
この2つの対比の意味するところはもう会えないことにもつながる。
※裏返しのシーンとしても800年前と800年後ではメンタルの差は大きい。
200年前の話を延々としていて、800年前って異様にすごく暗く感じた。
最後、自分の絵を見たいわけでもなく、毎朝、見ることが日課ってわけでもなく、三郎が描いたから見たいと思ったのかな?
指輪から三郎が思いつくんだ。
置いていったもの、忘れていったものを見つけるみたいなくだりだった。
※私はほとんど指輪について感想を書かなかった。うれしくない。指輪を置いて家を出て行くってまるで離婚みたいだし。
太子殿下が三郎の描いた絵を見に家に戻ること、これが会いに行くなのか難しい。
※私は実際に出かけていくことを言ってる。
太子殿下は絵を見たときにはじめて笑顔になる。
半月の壺を見たときは笑わなかった。
800年前の三郎は何してたの?
太子殿下の像を見たいわけじゃなくて、その像を見ることで会えてるみたいな?つまり、会いに行くしてた。
三郎が最後に会いに来るって言っていた。
私は常々、「会いにいく」のことを考えているから、「会いに来る」ってどうしてそういう言い方になるのか気になっていた。
すでに会いに行く場所にいるからそうなる。新しい発見だった。
「会いにいく」って曲も実は会いには行かない。最後「見てごらん、目の前を」で終わる。
会いたい人はもういない世界に、「目の前」をって言っても、「いつもの空」しかない。
空を絵に置き換えたら・・・
(※空は非常に重要な言葉で置き換えは可能と思う、ベスト1では次の曲に「夏」を持ってきている。「夏 ( 超が無限に付く重要な言葉)」への置き換えもいいかもと思った)
さらに「会いにいく」には「誓う」って言葉もあってこれも最近、気づいたこと。ちょっと驚いた。リヴァイのセリフがきっかけで見つけたのだった。1人で何を誓えばいいみたいなフレーズ。このころは1人や2人をやたら強調している風になってる。
※1人で誓ってるから一緒だよね。太子殿下に誓うじゃなかった。← 11/24 追記、あなた = 太子殿下に向かって言ってはいるけど、本人に直接、言ってるわけじゃなくて、そう、誰も聞いてない、これはモノローグです!微妙・・・ 自分の手に誓ってるのかと思ってた。そうじゃなかった。天地なんだって・・・これもびっくり。全宇宙みたいなニュアンスですね。誠実、誠意って冗談的なやりとりから真顔で返答したみたいな感じかな。でも、本人には直接、言えない。
ということは太子殿下はちょっとはまた会いたいぐらい思ったのかな。
でも時間の経過で、印象は薄れてどうでもよくなりそうだなあってフラグさえ用意されてる。
それだけ短い時間しか一緒にいなかった。終わってみればあれもこれも何だったのだろうって思う・・・
この1ヶ月半、半月は嫌いだと言い続けたけど、別に半月と恋愛するわけじゃないのに。
砂漠に行くことで誰かを敵に回すことわかってたとかまで言われたら・・・
要するに世界中を敵に回しても〜みたいなセリフなんだよね?これって?
誰に対して言ってるのって思う。
太子殿下にとって半月って何なのか。
いったい、何の運命に引っ張られたんだろう?
新しい出会いの直後にこの展開がもうわからない!いまだに・・・
せっかくだったけど、何かにすぐじゃまされたみたいになった。
新しいクラスメイトと両想いになった、次号から、主人公の助けが絶対に必要な幼馴染の子がいきなり転校してきたみたいにしか思えない。
こんな展開の話あったかなー
つらい。
今回の考察もいつものグダグダで終わり。
「ひとりで何を想う」って「想うということ」にもつながる。12話の感想のサブタイトルの「想うということ」!